ヘンテコな映画

床屋のBUZZ

2012年07月20日 13:44

「ションベンライダー」という映画を観ました。



画像を見ればお分かりのとおり、30年ほど前の日本映画です。

ストーリーはいたってシンプルで、3人組の中学生(男2人女1人、女の子も超ボーイッシュで男みたいですが)が誘拐事件を追っていく青春冒険モノです。


じゃあ何がヘンテコかというと、映像の撮り方なのです。やたらと引きの画が多く、登場人物たちを遠くから撮っているのです。アクションシーンなど、普通は顔のアップを写したりして臨場感を出すものだと思うのですが。

またそのアクションがすごくて、犯人を追って吊り橋を走っていて、いきなり川へ飛び下りたり(結構な高さです)、その川の両岸で銃の撃ち合いが始まると、川の真ん中を泳いだり、流木の上に乗ったり、弾をよけてまた川に落ちたり・・・

何か意味があるのか?と言われても、さっぱりわかりませんが、これを中学生(実際は高校生)が、スタントなしでやったことに感動してしまいました。しかも、ワンカットで撮っており、監督からOKが出ないと、初めからやり直しという状況だったそうです。

その他、セリフが聞き取りにくかったり、意味不明な箇所もありましたが、何故か脳裏から離れない不思議な映画でした。


ところで、主役グループのボーイッシュな女の子、ただでさえ短い髪を途中さらに切ります。



もうほとんど角刈りです。

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